2020年民間稲作研究所公開シンポジウム 2020.2.15
技術資料
2020/02/17
NPO法人 民間稲作研究所 主催の公開シンポジウム に参加2/15
配布DVD
いのちを育む有機稲作1/3
いのちを育む有機稲作2/3
いのちを育む有機稲作3/3
- 稲葉光國所長は、栃木県上三川町の出身だが、同じ郷里の天保時代の篤農家田村仁左衛門 の逸話が紹介される。天保12年の農業自得(田村仁左衛門) によると、生命力を最大化し、稲稚苗の1本植えの成功が記されている。少年時に猪の害で苗代が荒らされた体験から発見した水稲の薄播き・薄植えによる播種量の適正化や畑作物の輪作の工夫が平田篤胤に高い評価を受け出版された。
- 定植前の1~3回の代掻きと水深管理で雑草防除。
- 4.5~5.5葉令の薄撒き健苗づくり
- 小生想うに、これに野々川先生より教授された、水路口に「4mm防虫ネット5枚」を設置し雑草種の入田を防げばかなり効果があるのでは。。。
- 各地での学校給食への取り組みの紹介
- 同じ食材でも別料理として工夫している。
- 浜松市では、市の医療費を減らす
- 千葉県いすみ市は、市長の指示のもと、3年で達成。
- 栃木県大田原市の古谷さんは、32ha(コメ、小麦、大豆、なたね、うど等)、13名で経営。
- 子供たちの実習翌日に、給食で提供。
- 社是「百年先、我らがまだ見ぬ子孫にも郷土の自然と食を伝えましょう」
- 三つの柱
- 有機農業に対する家族の理解
- 地域への理解の展開
- 食の大切さの伝承!
- 新潟県南魚沼市笠原農園
- 笠原勝彦さん(奥さんも)、共に良い波動をお持ちです。
- 参考価格:5Kg 袋10,000円
- 栃木県真岡市「國母農園」
- 身の丈農業。東京〇〇を定年退職後、稲葉所長の指導の下、就農する。今年2/15日現在で、4回、市民からの講演依頼を受けた。食の安全に対する不安の声が高まっている。
- 兵庫県豊岡市
- 平成24年より、ラムサール条約のもと、環境にやさしい農業を推進し、現在13農家9ha。
- パタゴニア日本支社
- アウトドアメーカー。今回のDVDは、同社が助成する。利益の1%を地球を救う為のファンドとしている。
- 秋田県立大学谷口教授は、日本有機農業学会の理事長でもある。
- 耕作面積の1%が目標だが、現在0.5%
- 有機農業大全
- パルシステム、よつ葉生協は、積極的に民間稲作研究所・有機農業ネットワークとちぎ を支援している。
- JICAつくば、栃木県福田知事等より祝電
- 長野県の教育長の話として、発達障害は23%であるという。
- 赤の匂いがするのは致し方ない事であろう。
- 成績、食育、土に触れる、こころ、農役。
- 強欲資本主義負け組、追い詰められての奮起。
- 学校給食は、市区町村の首長の裁量である。首長、又は組合長を説得すれば、学校給食は難しくない。
- ふるさと納税。
- 学会、大学教授、現役の高校の先生、生産者、企業、商社、流通(パルシステム、生協)、JICA、農文協と幅広い参加者であり、稲葉所長が真岡農業高校奉職時(S44年~)からの長年の活動の賜物であると感じた。
- 水のみ百姓とは、生命を構成しているメカニズムを、しっかり理解している者を意味し、百姓の上の者を指す言葉である。ドン百姓とは、百姓達を仕切っている主将を意味し、百姓達の中で一番偉い存在を指す言葉だが、稲葉所長は将に、ドン百姓と呼ぶにふさわしい人物である。現代の、篤農家である。何れにせよ、学ばぬ馬鹿は、百姓にはなれない。
- 家族経営、関係人口増加