Universe 25: The Mouse Utopia Experiment / UNIVERSE25 というマウス実験
衣食住が全て与えられ充足し、危機・緊張の無い世界に安住すると全滅になるという、マウス・ラットでの実験報告です。
動物行動学者のジョン・B・カルフーン(Calhoun)氏が1960年代に行った実験です。
人工的に作られたユートピアに、食料も水も十分に補給される広い空間。
そこに健康なマウスを8匹(雄雌4組)を放ち、世代を超えてどうなるか。
この実験は25回繰り返され、同じ結果(滅亡した)と言う顛末です。
動物行動学者のジョン・B・カルフーン(Calhoun)氏が1960年代に行った実験です。
人工的に作られたユートピアに、食料も水も十分に補給される広い空間。
そこに健康なマウスを8匹(雄雌4組)を放ち、世代を超えてどうなるか。
この実験は25回繰り返され、同じ結果(滅亡した)と言う顛末です。
- 出生率は減少
- 支配するものと支配されるものとに分かれる。
- ボスの地位をめぐる権力闘争
- 争いに負けて窮屈に暮らすマウスは、やがて皆で一斉に餌を食べに行くようになる。
- 雄雌は性別を問わず性行為をするようになる。
- 子育てが上手くできなくなる。育児放棄。
- 赤ちゃんマウスの死亡率は、90%にも上りました。
- 一部のマウスは引きこもりとなりました。
- 他のマウスに興味を示さなくなり、関わりを避けて暮らすようになり、交配もしなくなりました。
- 個体数の増加は完全に停止し、死亡率が出生率を上回るようになる。
- 若いマウス達は、交配や子育てや縄張り争いなどには関心を示さず、ただ食事や身だしなみを整えることに時間を使いました。
- その後、若いマウス達は反社会的なギャングを形成し、略奪などを繰り返すようになりました。モラルの崩壊。
- 920日目に最後の妊娠が確認されましたが、生まれることはありませんでした。
- 1780日目には最後のオスが死亡。
UNIVERSE25というマウス実験
Globalist “utopia” is driving mankind to self-extinction, just like what was seen in Calhoun’s mouse experiments
返答 (1)
RE: Universe 25: The Mouse Utopia Experiment / UNIVERSE25 というマウス実験
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石﨑 則夫 さんが2年以上前に追加
マウスは、困難や試練から逃げる行動を取る。
我々人間には、言葉があり書物があり、古今東西聖賢の教え・智慧がある故に、逃げない行動を取るものが必ず存在する。
だからこそ、我々はこうして今もこの地上で生き長らえています。
『苦難は幸福の門 (苦難福門)』丸山敏夫(倫理研究所創始者)
『楽は苦の種、苦は楽の種』諺
『人間万事塞翁が馬』准南子(えなんじ)人間訓
『禍福は糾える縄の如し』史記・漢書
『艱難汝を玉にす』諺
『逆境は神の恩寵的試練』森信三先生
『天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず先づ其の心志を苦しめ、其の筋骨を労し、その体膚を餓えしめ、其の身を空乏にし、その行ひの為すところを払乱す。心を動かし、性を忍び、その能(よ)くせざる所を曾益(ぞうえき)する所以なり。』孟子
未来を信じ、行動出来るのは、霊長類の長として君臨する人間のみなのでしょう。
但し、実際に行動出来るヒトは極端に少ないかもしれない。
その少数が、新しい文明の創生者となるのでしょう。
Godspeed