思考の三原則
言志四録
一物の是非を見て、而て大体の是非を問はず。 一時の利害に拘(こだわ)りて、 而て久遠(くおん)の利害を察せず。 為政此くの如き国は危し。
今日の日本も丁度この通りであります。
物と物との相関関係というようなことを無視したり、
忘れてしまって、目先に捉われる。
ゆき当りばったりの政治になる。
それでは国が危い。
度々申しましたように、
大問題や難問題になればなるほど、
われわれは思考の上に三つの大きな原則を
失ってはならないのであります。
- 第一は、目先に捉われないで、出来るだけ長い目で見ること。
- 第二は、物事の一面に捉われないで、出来るだけ多面的に、出来れば全面的に見ること。
- 第三に、何事によらず枝葉末節に捉われず、根本的に考える。
安岡正篤先生
p.s.
三識(知識・見識・胆識)
返答 (1)
RE: 思考の三原則
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石﨑 則夫 さんがほぼ6年前に追加
難しい問題を考える時には、常に三つの原則に依る様に努めている。
端的に言えば
端的に言えば
- 長期的
- 多面的・全面的
- 根本的
- 長期的な成長を考えてあげ、
- いつも、様々な角度から、全面を見て健康を計り、
- 最も大事な根っこを考えてあげること。