組織は背乗りされ、悪に利用される運命にある。
組織は背乗りされ、悪に利用される運命にある。
顕著になるのは、創始者・創業者が冥土に旅立った後に。
そして、「組織は必ず腐敗する」。
ピーターの法則+パーキンソンの法則 に、小生と意見を同じにする記述がありました。
悪が背乗りした例で言えば、バチカンにイエズス会、メーソンにイルミナティ等々。
背乗りされ悪用されることを知ってか否か定かではありませんが、松下村塾は、松陰先生の兄の杉民治が塾を閉塾し、近年では稲盛会長の盛和塾も閉塾しました。
創業者亡き後、中興の祖が出て立て直すのは、殆ど奇跡に近いことは歴史が証明しています。
こう考えると、国是や家訓を守る、守らせることが存続の命運を分けるとも言えるでしょう。
我が国で言えば、十七条の憲法を守り続けることが如何に大事であるか。
創業200年以上の企業には、必ずと言ってよい程家訓があることも頷けます。
組織は愛・善でしか創造されれず、己心の魔を利用して、破壊の憎・悪が背乗りしてくる。
政府、行政、会社、団体、組織の多くが背乗りされ、二進も三進もいかない場合に、維新や出直しが行われる。
その原動力は常に若者であり、彼らの血をもってあがない、新しい組織、仕組みが始まる。
艱難の七年、箱舟下船後に備えましょう。
合掌