農は、インフラであり、生活そのものである。
農士塾教育カリキュラムを創りながら、農とは何かを纏めてみた。
背景は、NPO法人の紹介にある未来予想 にあるが、日経BPからの未来ラボという雑誌の紹介に触発を受けて筆を執ることとなった。
- 政治
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- 健康
- 食、食養生、娯楽(レジャー)、ヘルスケア、医療
- 経済
- 金融、流通、信用経済、流通、エネルギー
- 技術・テクノロジー
- 情報産業
- 教育
- 人財育成、知育・体育・徳育・食育
- 哲学
- 信仰・祈り
百姓 は、古くは臣,連など数十種の姓 (かばね) をもつすべての人民をさし,「おおみたから」「ひゃくせい」といい,大化改新以降は公民をさした。律令制下の土地公有制がくずれ,私有制が展開されるにつれて,百姓は農民を意味するようになった。
別の見方をすれば、様々な事が出来る人を意味することにもなる。
何もかも、お金を出してアウトソーシング。
子供さえ、アウトソーシングで代理してもらう時代に生きる我々には想像し難いだろうが、小生の祖父の時代は当たり前のように、道具、肥料、納屋から茅葺屋根の張替えを家族や寄り合いで行っていた。
主食に始まり、お茶、味噌、醤油などの常食も家族単位で自前で用意し、親戚一同が持ち寄って、祝の席には、もち、赤飯、郷土料理等々を作って振る舞い、一緒にいただいていた。
農は、食、文化、言語、教育であり、インフラ、生活そのものであった。
不尽