【令和7年6月18日(水)】一粒万倍日、信用を天の蔵に蓄えましょう。
本日は、274(日盤四緑木星)・戊午(つちのえうま・ぼご・干支55番)・先負・一粒万倍日・たつ(建)・婁宿(27宿)・本暦皐月廿三日(5月23日)・カタカムナ暦7月3日です。
戊 | 八白土性・辰戌・陽 | 戈(ほこ)・茂(しげる)の語源。万物の育成、繁茂、旺盛の意義。成長を極めた状態。万物(花)の生命(いのち)を保全する力。成功へ導くリーダーシップ、威厳、盛など。山・丘陵:言動の雄大さ、揺れ動かない心と変革、反骨の気質。 |
午 | 九紫火性・丙・陽 | 忤(さからう・さかう)を表す。物から心へ精神性を充実し、救済へと生き方を反転する新境地。反骨精神。11~13時 |
四緑木性 | 巽為風・縁・陰 | バランスと奉仕の精神が命題です。心のオアシスを求める人に、良い風(氣)を送り届けましょう。温和さ、社交性、支援、信用。 |
四緑の本日に意識したい特性
(10)信用:親しみやすい人柄が、人から信頼をうけて、家事や仕事が発展する。
『人間は偉くなくてもよい。信用のできるものとなれば、それで結構だ』鈴木大拙(仏教哲学者)
禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広く知らしめたのが大拙先生です。
シンプルですが、日本人として心したい名言です。
『目に見えないものは、使えば使うほど増える』徳山 暉純先生
使った結果、増える例の一つが「信用」ですね。
儲(もうかる)= 信 + 者
信じる者(もの)がいるから儲かる。
儲かるのは、あなたを信じる者(人)が周囲に居るから。
仁義礼智信の五常(五徳)は有名ですが、仁義礼智は四徳と呼ばれ、この四徳が身に付くことにより、信のヒト、信用される人になるわけです。
『物に本末あり、事に終始あり。先後するところを知れば、則ち道に近し』大學
物事には本当に重要な部分と枝葉末節があり、始めと終わりがあります。
人間学(道徳と習慣)が基本であり、時務学(知識と技術)がその先にあるものである。
儲からざるものには信は無く、ヒトで(は)無し。
日頃、四徳を実践し、信用を天の蔵に備え、イザという時に引き出せるヒトでありたいものです。
Good luck