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【令和7年5月13日(火)】月拝を通じて内なる気を充足してみては如何でしょうか。

石﨑 則夫 さんが9日前に追加

本日は、284(日盤四緑木星)・壬午(みずのえうま・じんご・干支19番)・先勝・満月・のぞく(除)・尾宿(27宿)・本暦卯月十六日(4月16日)・カタカムナ暦5月23日です。
一白水性・子・陽 任(になう)、妊(はらむ)の古字。樹々から開放され落下した実の内部には、種子が固い殻の中に次へつなぐ志を育んでいる。胎蔵される新しい生命力と拘束されない行動力。大海の水:大胆な誠実さの生き方の中で、清濁併せ呑む力量と気質。
九紫火性・丙・陽 忤(さからう・さかう)を表す。物から心へ精神性を充実し、救済へと生き方を反転する新境地。反骨精神。11~13時
四緑木性 巽為風・縁・陰 バランスと奉仕の精神が命題です。心のオアシスを求める人に、良い風(氣)を送り届けましょう。温和さ、社交性、支援、信用。

四緑の本日に活かしたい特性
(3)縁:縁談、商談、良縁に恵まれる。

『袖振り合うも多生の縁』いろはかるた
『小才は、縁に出合って縁に気づかず。中才は、縁に気づいて縁を活かさず。大才は、袖すり合うた縁をも活かす』柳生家家訓
『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に』森信三先生

人が生きていく上で欠かしてはならない大切なものが三つある、と釈迦はいっています。
  • 一は人生の師
  • 二は人生の教え
  • 三は人生を共に語り合える友

『致知』2023年6月号より

『いにしへの 道を聞きても 唱へても わが行に せずばかひなし』日新公いろは歌
昔の賢者の立派な教えや学問も口に唱えるだけでは、役に立たない。

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そして、「そのためには、ひたすらに学び、ひたすらに行じなければなりません。実践に際しては、格好良くやろう、上手くやろうとせず、力まず無心で取り組むことが心得となります。」
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【連載】密教ヨガに学ぶ神人合一の人生 其の五十二より

故・中村天風先生のクンバハカ法はご存じでしょうか?
いわばヨガの秘伝。具体的には、平常心を失うような衝撃や感覚の刺激を受けた場合、まず第一に肛門を締め、同時に肩の力を抜いて下腹部に力を充実させるというものです。
天風先生は「溺れて死ぬ人は皆肛門が開いている」といった表現で、日々意識して肛門を締めるよう言っていますが、自律神経を調整する上でそれくらいこれは大切なことなのでしょう。

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肛門を締めておいて、肩だけ落として、腹の方は考えないで、息を出すだけ出しちまう。
出しちゃって、出し切ってと思ったら時に、あらためて肛門を締めて、肩を落としておいて、息を吸い込む。
いっぱい吸い込んだ時に、おなかにぐっと力を入れた、そしてまたハーッと出す。
一回に二度か三度でよろしい。
息はしてなければならないんだから、日に何千回でも、死ぬまで面倒くさがらずに、意識的にそれをやってみる。
僕なんかほとんどね、朝から晩まで、いや寝ている時にもその呼吸ですぜ。
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「成功の実現」第五章 p177-p185

「上虚下実」として表現される状態になるには、以下を維持することが必要でしょう。
  • 肛門を締める。
  • 肩の力を抜く。
  • 臍下丹田に氣を込める。

『克己の工夫は、一呼吸の間に在り』言志後録
克己(己にかつ)の工夫は、「ここだ」という一呼吸の間にある。

『一大事とは今日只今の心なり』禅僧・正受老人
とかく過去や未来に目を奪われ、大切な足元を疎かにしてしまいがちな我われ凡夫への尊い戒めと言えるでしょう。

うまくやろうとか、○○してやろうとかに意識を囚われず、肺、肚、肛門の気の流れが最大限になるよう意識することが大事だと感じる次第です。

内なる気の良き流れが、陽気として外に現れ、そして良縁を呼び込むと思う次第です。
そして、陽気な人が多数になれば陽気な環境が醸成され、やがて景気が賑やかになることは自明の理ですね。

満月の本日、月拝を通じて内なる気を充足してみては如何でしょうか。
合掌