【令和7年4月20日(日)】自分軸からブレない意識を持ちましょう。
本日は、298(日盤八白土星)・己未(つちのえひつじ・きび・干支56番)・先勝・穀雨 ・たいら(平)・危宿(27宿)・本暦弥生廿三日(3月23日)・カタカムナ暦4月28日です。
己 | 二黒土性・丑未・陰 | 紀(すじ・ととのえる)を語源とします。紆余曲折を経て、成長を完成させて実を結実させた象(かたち)です。自己鍛錬、己を反省し学びを深める気質。忍耐、柔軟性、挫(くじ)けない心。谷・盆地:謙虚で堅実に物事を実行し、忍耐強い補佐役的気質。 |
未 | 二黒土性・己・陰 | 味(あじ・かおりたつ)を表す:時が食物に滋味を加え、心を成熟させて人間味を付ける。午を経て人間味に磨きがかかり、技芸を発揮するとの意味が含まれます。昧(くらい)は、夜明け前の薄暗い時間。曖昧(アイマイ)、蒙昧(モウマイ・道理に昧(くらい))に注意。13~15時 |
八白土性 | 艮為山・無執着・陽 | 物事のイノベーションと不動心。物への執着を離れ、精神・靈的世界、目に見えない世界を追求し、不動心をもって Innovation にあたります。信念、改革、不動心、精神力。艮(ごん)は、「もとる」、「逆らう」の意味があります。 |
土性揃い、八白の本日に実践したい特性
(20)転換:過去のミスを反省し、心機一転して行動計画を変革する。
『運命は自分自身の心の姿である。自分を正すこと以外に運命強化の道はない』常岡一郎
私たちは、いろいろな逆境や試練に遭遇すると、他人や環境に責任転嫁してしまいがちです。
しかし、それらは「自分自身の心の姿」と常岡氏は言っています。
『不振の精神・頽廃(たいはい)せる生活の上には、何ものをも建設するに能(あた)わず。永久の計は一念の微にあり』安岡正篤先生「傳家寶(でんかほう)」
土台がしっかりしていなければ、その上にしっかりした建造物を建てることは出来ない。
心・肚がしっかりしていなければ、立派な人間になることはない。
日々の細かな行いへの向き合い方次第で、やがて大きな違いとなる。
『性相近し、習い相遠し(せいあいちかし ならいあいとうし)』論語
人が生まれながらに持っている性質にはあまり差はないが、その後の教育や環境で大きな差が出てくる。
- 心中常に喜神を含むこと(神とは深く根本的に指して言った心のことで、どんなに苦しいことに逢っても心のどこか奥の方に喜びを持つということ)。
- 心中絶えず感謝の念を含むこと。
- 常に陰徳を志すこと(絶えず人知れず良いことをしていこうと志すこと)。
因果応報とは、人は良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということです。
つまり、悪因悪果、善因善果であると。
そこで想起するのが、自反尽己です。
自らに反(かえ)り己を尽くす意味です。
人差し指を自分に向け、己を尽くし、人格を高める努力をせよと解釈できます。
全てが自責であり、反省すべきは改め行動する。
因は我にあり。己を正し日々反省するヒトに天は運気を与えることでしょう。
細かい行動に至るまで、自分軸からブレない意識を持ちましょう。
"God is in the details"、「神は細部に宿る」。
Good luck