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【令和2年7月31日】桐一葉

石﨑 則夫 さんがほぼ5年前に追加

「桐一葉(きりひとは)」、又は「一葉落ちて天下の秋を知る」。

桐一葉とは、桐が一葉落ちるのを見て、秋の訪れを知ること。
転じて、物事の一端から全体の動きを知ることのたとえ。
また、物事の衰退していく前兆を感じることのたとえ。

類似が易経にもあります。
『霜を履みて堅氷至る』(易経)

天気や気温ばかりでなく、大衆の表情・行動、葉っぱの色の遷移、セミの種類・鳴き声の数・強弱等々から未来予想は容易に出来ます。
兆しを掴み、機を見るに敏でありたいものです。

本日は、737・七赤金星・乙亥(きのえ ゐ・おつ がい)・仏滅です。

乙(四緑木性・卯・陰):発芽した芽が地上に出ようとして曲がりくねった様子を表す象形文字。
軋(きし)る(固い物と物とが強く擦れあって音が出る)に通じ、援助が大切です。

亥(一白水性・癸・陰):亥は閡(がい・とじる)を表す。
物事の中心、核に通じ、愛と智慧(志)を抱き、時機到来を待つ意味です。

七赤金性(兌為沢(だいたく)・悦・陰):「兌」は氣・口・人の会意文字で、
1)氣が彷彿する・興奮する、2)祭祀上の祝器、3)人間関係を表します。
言葉で人を悦ばし感化するオアシスを目指しましょう。
悦、癒し、社交、言葉の感化力。

陰性・七赤が強く働く本日は仏滅、今月最期の日です。
明日からもう8月、暑い夏(大暑)をすっ飛ばし立秋が射程距離内に見えてきました。
「終わり良ければ総て良し」。
氣を研ぎ澄まし、しっかり締めて、早めの桐一葉に備えていきましょう。
色即是空