【令和2年6月9日】義を見てせざるは勇無きなり
不思議な朝夢を見ました。
数匹のアリが、英霊の遺品を地上の、我々の目に留まる場所に運んでくれているのです。
アリ=蟻=虫偏 + 義旁。
「義」は、羊が美しく群れを成して移動することが由来ですが、微生物が溢れる良い圃場(ほじょう)では、必ず蟻の群れを見かけます。
蟻は少なくても、以下の3つの仕事をしてくれます。- アブラムシを飼う習性があり、その個体数を管理してくれる。
- 土壌に巣を作ることから物理性(土中空気の通り道)を良くしてくれる。
- 動物・昆虫・微小生物の死骸を分解し、菌への橋渡しをしてくれる。
無農薬栽培では、無害百利・益虫・神虫さんの蟻を、大衆は害虫と見做(な)していることを見聞きする度に、「傲慢の傲=人が土を放す」を思い出します。
覚醒元年、多くの迷える子羊が、フィールドキャンパスにて蟻から學ぶことを願ってやみません。
閑話休題。
本日は、742・二黒土星・癸未(みずのと ひつじ・き び)・先負・居待月です。
癸(一白水性・亥・陰):閡(閉じる・とどまる)じた種が、発動時期を見計(揆)らって胎動している様子を表しています。
未(二黒土性・己・陰)は、午を経て人間味に磨きがかかり、技芸を発揮するとの意味が含まれます。
二黒土性(坤為地・上徳谷如・陰):従順さと無償の愛、奉仕の精神。
柔順さ、謙虚、交際、忍耐、牽引。
蟻、未(羊)に謙虚に学び、群れ・全体を活かす己の役割をしっかり見極め、
無私奉公を心掛け、谷のような生き方に挑戦してみては如何でしょうか。^^
義を見てせざるは勇無きなり。
頓首