メロン栽培の作業
技術資料
2020/03/29
作業項目(更新日:2022.04.29)
作業 | 期間 | 項目 | 備考 |
水入れ | 1月~2月 | たっぷり水入れ耕うん(ベットを崩す)平にする。 | |
施肥 | 1月~2月 | 加瀬農園特製堆肥を、軽トラック約400キロ入れる。 | |
耕耘 | 1月~2月 | 施肥直後で良し。 | |
種蒔き | 3月中開始。天気の良い穏やかな午前中 | みかど協和 メロン モネ初夏系 100粒 みかど協和 メロン ミレー春秋系(しゅんしゅうけい)100粒 |
低温発芽で根っこ最優先の苗 |
発芽 | 3月 | 単1つ電送にて、3日で双葉出る、狭いパレットに撒く。向きは必ず揃える。尖っている方を下にして刺すと、綺麗に一斉にむらなく発芽する。単1つ電送にて、パレットを置きトンネルビニールに育苗用の白いカバー(お米に使うやつ)を被せ二重にする、35℃をパレット内の土をキープ。毎朝8時30分にはマルチを換気、育苗ハウスの横と入り口の換気も天候に合わせて開け閉めを毎日行う。雨の日と寒波が来る可能性の日は中だけ開ける。夕方5時までには水やりして閉める。朝も水やり。発芽すると、8日目には本葉が見えてくる。 | |
鉢上げ | パレットから移す際、根っこを切らないようにすること。茎と根の境目は非常に弱く、すぐ倒れてしまい曲がって折れてしまいます。ストレス無く予めポットに床土を入れて置き(300~500個)、水を掛け湿らせておくと良い。そのポットに穴を空けて置きそっと、尚且つスピーディーに行い、茎を立たせたママにするのがベストです。コツが要ります。その後、鉢上げした苗は再びトンネルに戻す。25℃~35℃が良い。少しずつ定植する為に気温を下げて行く事が重要!いきなり温度を下げると直ぐに死んでしまいます!萎れたら、直ぐ水を遣らずに気温を上げ一晩様子を見る。生き返る可能性アリ! | ||
土壌消毒 | ベッドにするところに透明マルチを張り、一ヶ月位熱消毒する。ハウス閉めっぱなしOK。 | ||
ベットづくりの準備(施肥) | ●網中産業の「スーパー味乃有機」。小見川で扱いありの業者は二件のみ。1件は、吉郎爺ちゃんの本家の文雄さんの弟が営む椎名商店。2件目は、前田商店です。 ●くみあいレオグリーン特号(JAで買えるはず)。 ●Mグリーン(微量ヨウ素)。 |
橋本明浩店長は、中学校のブラスバンド部の先生から往復ビンタを12発されましたが、この先生の実家が前田商店です。 メロンは、いくらでも栄養を取ろうとするから、入れすぎはダメ!入れすぎると葉っぱや皮が厚くなり糖度が上がらない! |
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定植 | 本葉が3~4枚になっていれば即定植する。 | ||
ベッドづくり・トンネルづくり | 堆肥を入れる。 | 南郷ファームでは、待ち肥えを行う。 #119 #120 | |
芽かき(五葉摘み・五葉かき)、吊るし | 4月下旬 | 五枚目の葉が出てきたら4枚の葉を残し、真ん中の芯をツグム。節目から数えて下さい。節目から数えての五枚目ですので、お間違えない様に。一番小さいのが目あすです。 摘蕾(らい)、遅れた場合は摘花をし、実にしないものは早いうちに処理すること。 2022年4月28日、モネは1本、ミレーは2本の小ヅルを吊るしました。 |
注意点:5枚目の葉っぱと6枚目も、できれば根元から爪か鋏で切って下さい。 五葉摘み(五葉かき)の詳細と解説動画 2019年のメロン五葉摘み(五葉かき)の様子 2019年の五葉摘み後のメロン 2020.04.30 五葉摘み二日後の様子 |
芽かき | 5月上旬 | 間略図を参照。但し、アールス系は、弱いので子づるは1~2本とする。 |
2020.05.02 夕方の様子 2020.05.07 いっちゃん、芽欠きに挑戦 2020.05.11 夕方、潅水作業 |
摘芯、受粉、選定 | 6月 | うどんこ病、さび病など、梅雨なのでカビ対策(風、酢、納豆菌等)が必要になることがあります。土壌菌、根っこを健康に育てれば低減できます。 | 2020.06.01 メロン受粉前の摘芯の様子 2020.06.10 メロン受粉後の選定作業 2020.07.01 メロン油田の様子 |
商品化 | 7月 | 2020.07.20 竹之内メロンハウスのメロン収穫を控えた様子 |
資料¶
ブログ・動画¶
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五葉摘み(五葉かき)の詳細と解説動画
2019年のメロン五葉摘み(五葉かき)の様子
備考¶
- 有限会社アグリクリエイト @茨城県稲敷市甘田1689
- 電話でのお問い合わせは、029-894-4360 丸山さん。